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2010年02月23日

「トータルテンボス」「オリエンタルラジオ」インタビュー(3)

※前回からの続き


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「僕達に出来ることって、
       人を笑わせて幸せにすることくらい」




(オリエンタルラジオをマジメに誉めるとしたら?)という質問に対し

ト藤田:あのね、あのー、(オリエンタルラジオは)自分達が発展
     途上だっていうのがすごいわかっているというか、一気
     にバーって世に出たじゃないですか。

ト大村:うん、すごかった。

ト藤田:それが落ち着いた感じに今なっているんですけど、そこ
     で腐ったりせず、「今からがスタートだ、リスタートなんだ」
     みたいな感じで、ここからもう一回お笑いを学んで面白く
     なっていこうというモチベーションとかがすごい強くて。
     多分自分達が同じ状況だったら辞めていると思うんです
     よ。

ト大村:実際な。ドーンと自分達の番組持って、それが無くなっ
     たりしたら俺ら駄目なんじゃないかってなっちゃうなお前
     は。

ト藤田:俺はそうなったら恐らくもう芸人は辞めて土方をやって
     いると思う。

ト大村:何だよそれ!土方の人に謝れ!

ト藤田:結構心ね、折れる感じなんですけど、芯が強くて前向き
     にモチベーション保って、なんだったら今が一番面白い
     んじゃないかなって、すごく思いますね。

オ藤森:(オ中田と共に感動した面持ちで)ありがとうござい
     ます。

ト大村:本当、すごいですよ。貪欲ですよ。お笑いの自分達の
     スキルアップの為に盗むところは盗む、聞けるところは
     聞くという。



―   そういえば友人がオリラジさんのライブを見に行っ
     て、テレビで見ているオリラジさんとは違うモノが見
     れてすごく面白かったって興奮していました。


ト藤田:おおー。でも正直テレビで見ているオリラジって、
     つまんないじゃないですか。

オ中田:つまんなくねえだろ!!

ト大村:馬鹿じゃないか!

オ中田:何照れ隠し入れちゃってんだよ!

ト大村:(気を取り直して)いや伸びますよ、彼らはまだまだ。

ト藤田:そう、そのライブをね、彼らはそんなに経験せずにバー
     っていっちゃったんで。うちらは逆でライブばっかりだった
     んですけど。でも彼らは今着々とライブをやってて。
     それはすごい偉いと思う。一回テレビを経験した人間は
     なかなか出来ない。



ト大村:あともう本当に仲良いですからね。何でもぶつけ合うっ
     ていうのはやっぱり良いんじゃないですか。もう喧嘩も
     していますし、良い事だと思いますよ。建設的な喧嘩
     だと思います。

―   先輩に言われていますが。オリラジさんの方はいか
     がですか。では藤森さんから!


オ藤森:番組とか見てたらね、やっぱり・・・

オ中田:誉めようとしている時に携帯を見るなよ!
     (ト藤田が携帯をいじっていて)。

オ藤森:今からいい話をしようとしているのに!
     (気を取り直して)でもこんなに一番可愛がってもらって、
     またいい意味で厳しくしてもらっている先輩はトータル
     さんだと思いますし、番組ではあれだけふざけています
     けど、やっぱり熱い人達なんですよね。すごい真剣です
     し。まだ今は正直甘えている部分はあるんですけど、
     この番組を一緒にやらせてもらってから、僕らの新たな
     一面をすごく引き出してくれたかなと。あと二人とも既婚
     者でして。やっぱり家族の話とかよく聞くので。やっぱり
     そこが憧ていますね。仕事と家庭を両立していてね。
     家族ぐるみの付き合いみたいなことも聞きますし。



―   やっぱりこの番組を通して関係は?

オ藤森:より濃密になりましたね。はい。大好きです。

ト大村:良い事言うな。

オ中田:トータルテンボスさんはあのーまあアフロと茶髪で。
     ハンパねえハンパねえという。一見ちゃらちゃらしてい
     る感じもあるのかもしれないですけど、すっごいマジメ
     なんです、お笑いに関して。やっぱりそこがすごい勉強
     になるというか。そこが最初から好きだったんですけ
     ど。ネタとかも手を一個も抜かないところとか。
     どの現場でも全力でお笑いをやるという。そしてやっぱ
     りカッコいい兄さんだなと思います。あと吉本のNSC
     って養成所があるんですけど、その養成所の7年先輩
     なんですけど、東京のお笑いの先輩っていう意味でも、
     大阪よりも歴史が浅いので、そういう意味でも同士と
     いうか。東京のお笑いの兄さんとして、公私共にすごく
     リスペクトさせていただいています。




―    なんか聞いていて嬉しいですね。


ト大村:いやあ気持ちいいですね。

ト藤田:そうですね。僕らやっぱテレビに出ている時、
     つまんねえイメージしかないと思うんですけど・・・

オ中田:ねえよ!やめちまえよ!

ト大村:失礼なこと言うんじゃないよ。二人ともテレビで
     つまんねえみたいじゃねえかよ。二人とも面白
     コンビだよ!

―   (笑)ありがとうございます。さて今回、番組でコラボ
     して新商品を作りましたね。


ト大村:そうなんです!地元宮城の「たまご舎」さんの協力で、
     「このへん!!トラベラー コラボ企画 蔵王のたまごぷり
     ん
」というものを作りました!

オ藤森:僕達それぞれで希望を出して「いちご」「チョコレート」
     「ゴールドメイプル」の3種類が出来ました。藤田さんの
     「豚キムチ味」は却下でしたけど(笑)。本気でメチャメ
     チャ美味いので是非宮城の皆さんに買って食べていた
     だきたいですね。

―   では最後の質問なのですが、宮城県の「このへん!!
     トラベラー」の視聴者や「だてBLOG」ユーザー、
     「るるぶFREE仙台」の読者に一言。代表の方にで
     も。


オ藤森:じゃあリーダー代表で大村さん。

ト藤田:サブリーダーは敦彦ですよ。

オ中田:サブ俺かよ!(笑)藤田は?

ト藤田:あとは並列。

ト大村:やっぱり特別なことは出来ない4人なんですよ。不器用
     ですし、ジャニーズみたいにカッコいいわけでもないです 
     し。歌がうまいわけでも踊れるわけでもないんですよ。
    人を引き付ける技は何もないんですよ。ただ!僕達に出
    来ることって、人を笑わせて幸せにすることくらいしかな
    いんですよ。

ト藤田:最高じゃねえかよ!十分なんだよ。そういう仕事なんだ
     よ俺らは!

オ中田:僕らに出来るのは本当にそれだけです。面白い番組を
     作ることしか!出来ないんです。

ト藤田:だから最高じゃねえかよ!

ト大村:本当にすいませんって思っているんですよ。本当に人を
     笑わせてあげるくらいしか出来ないんで。

ト藤田:それでいいんだよ!それだけでいいんだよ俺ら。

ト大村:それだけを伝え続けていきたいと思うのでこれからも見
     て下さい!

―   今日は本当にありがとうございました!

 



 
 「難しい芸人さんだったらどうしよう・・・コンビ仲や芸人同士の仲が悪かったらやりづらいな」という私の一抹の不安は全くの杞憂に終わり、笑いが耐えない(このとき肋骨を骨折していた自分にとってはある意味大変な)時間でした。

 トータルテンボスの大村さんはとにかく「男らしい」という言葉が当てはまってカッコ良い!それでいてイタズラ小僧的な笑顔がまた魅力。藤田さんはとにかくボケまくり、聞き手一人という状況でも全力で相手を笑わせるプロ魂と、熱く語る側面も。中田さんは時にボケ、時に的確なツッコミと二つのコンビを実にうまく際立たせており、藤森さんは話をしている時は絶対に目をそらさずにジッと相手を見て、番組におけるマスコット的な役割を、その端正な顔で担っていました。
とにかく皆さん本当に驚くほどびっくりするほどナイスガイな方々で、ありえないくらい仲良し。ロケの空き時間等も、普通にお店の中の商品を一緒に見ながら談笑していました。ハードスケジュールのロケの後で疲れているにもかかわらず、私自身、リラックスしてまるで友達と話をしているかのような錯覚をおこしてしまうくらい、とにかく気さくな方々。すっかりファンになってしまいました。
 番組開始から10ヶ月が経ちますが、改めてこんな番組が宮城だけでしか見れないなんて実に贅沢。これからも応援していきたいと思います。番組コラボ企画で新発売した「蔵王のたまごぷりん」も美味しくておすすめです!(そこはしっかり試食をしただておとこなのでした)



 同い年の3人だったりします。高校時代はハンドボール経験者の大村さんと、同じく高校時代は野球部エースだった藤田さん。取材後、私が「ハンドボール経験者の野球バカ」で、奇しくも同じ1975年生まれとわかると、「記念に」と1枚一緒に撮っていただきました。こういうところもすごく気配りがあるんです。しかし大村さんは本当にカッコいい男子。男が男に惚れるとはこのことか。



【トータルテンボス】



●大村朋宏(※写真右 おおむら ともひろ、1975年4月3日 )
  ボケ担当。静岡県御殿場市出身。身長177cm。血液型O型。
  静岡県立沼津東高等学校卒業、明治大学中退。高校時代は
  ハンドボール経験者。

●藤田憲右(※写真左 ふじた けんすけ、1975年12月30日 - )

  ツッコミ担当。静岡県御殿場市出身。身長181cm。血液型A型。
  静岡県立小山高等学校卒業、中央学院大学中退。高校時代は
  野球部のエース。



【オリエンタルラジオ】

●中田敦彦(※写真左 なかた あつひこ、1982年9月27日 - )
  ボケ担当。大阪府高槻市出身。身長173cm。血液型O型。
  慶應義塾大学経済学部卒業。愛称は「あっちゃん」。キャッチ
  コピーは「理論武装SEXYモアイ」

●藤森慎吾(※写真右 ふじもり しんご、1983年3月17日 - )
  ツッコミ担当。長野県諏訪市出身。身長169cm。血液型B型。
  明治大学政治経済学部卒業。愛称は「しんご」。キャッチコピー
  は「関東一の媚売り眼鏡」


◆番組名    :地元応援バラエティ「このへん!! トラベラー
◆出演者    :トータルテンボス、オリエンタルラジオ
◆放送日    :毎週木曜日 深夜24時59分~TBC東北放送 

【コラボ企画蔵王のたまごぷりん】
地元応援バラエティ「このへん!!トラベラー」と「森の芽ぶき たまご舎」のコラボ企画商品、蔵王のたまごぷりん「仙台いちご」「生ショコラ」「ゴールドメイプル」の3種類の新作プリン。店頭及び仙台駅3F(みどりの窓口前)で大好評発売中。


各1個280円(税込) 3個入800円(税込) 

発売日には、早速「たまご舎エキナカ店」の店頭に並んだ商品を紹介していました。




『(C)KYORAKU吉本.ホールディングス/TBC東北放送』


【森の芽ぶき たまご舎】店舗のご案内
蔵王本店           営業時間9:00~18:00
愛島本店           営業時間10:00~19:00
錦が丘店           営業時間10:00~19:00
仙台エスパル店       営業時間10:00~20:30
エキナカ店           営業時間7:00~21:00(仙台駅3Fみどりの窓口向かい)
イオンモール名取エアリ店 営業時間9:00~23:00(2月25日オープン)
あら 伊達な道の駅 ヨークベニマル 市名坂店
※お取り寄せは:森の芽ぶきたまご舎オフィシャルホームページより、発送可。


★番組特製サインプレゼント★
トータルテンボスとオリエンタルラジオにそれぞれ書いていただいた番組特製サイン色紙を、抽選で1名様にプレゼント!詳しくはこちらの問合せ各項目の他、住所・氏名・年齢、そして今回のインタビューの感想などを記入していただきご応募下さい。
※締め切り3月15日(月)、当選は発表をもってかえさせていただきます。

  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 22:02Comments(0)インタビューしました

2010年02月21日

「トータルテンボス」「オリエンタルラジオ」インタビュー(2)

※前回からの続き

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「けっこう無茶しても、許してくれる、おおらかな街ですよね」




(ロケのエピソードについて)

オ中田:僕が印象に残っているのはですね。正直言いますと、
     あの、色々なお店行くじゃないですか、取材で。
     でも番組の制作費はあるんですよ。だけどそれを
     使わないで、数々自腹でやってきたっていうね。

―    あれ本当なんですか?

オ中田:ええガチです!もうマジで。

ト大村:ジャンケンで決めてね、オモチャ屋とか行って1万円分、
     自腹で払うとかね。なんかもう、スリルを求めたくなっ
     ちゃうんですよねえ。

オ中田:それ、トータルテンボスの悪いクセですよ(笑)

ト大村:なんの得もないんすけど(笑)

オ中田:もうその、イタズラとかね、そのワケの分からないスリ
     ルとか自腹。もう全部トータルさん首謀で、僕ね、自腹
     で最高額払ってますからね。



―    テレビで拝見しました(笑)。何万いったことありまし
     たっけ?


ト大村:お前、6万いったことあるよ。

オ中田:もうね、5~6万払ってるんですよ。その日のギャラン
     ティ的なものを遥かに上回る自腹を払ってますから、本
     当に自腹で仙台を旅行してるカタチになってるんで(笑)

ト藤田:わたし4千円です(笑)



ト大村:まぁ、そういうことから制作費がキャリーオーバーされて
     いってね、今回のような泊まりロケとかに繋がっていく
     わけで。

オ中田:番組のクオリティに繋がっているわけだね(笑)

―    宮城県に来まして、こちらの方々の印象はいかがで
     しょうか。


ト大村:なるほど。意外と仙台の人なんかは東北訛りが無いな
     って思いましたね。聞き取れないことがない。

オ藤森:基本的にすごいいい人が多い。今回の「たまご舎」さん
     にしても、番組コラボのぷりんを作るのにすごく協力して
     いただきましたし。あの、ただただ失礼なロケなんです
     よ、僕たち(笑)



ト大村:怒られたことないもんな。お店とかで食事して、よかった
     らお土産に持っていってくださいとか帰り際に言われて、
     それを、1回4人で相談して、「どうする?」みたいにし
     て、敦彦が「今日は、大丈夫です!」みたいな(笑)

オ中田:「今日はとりあえず帰ります」みたいな(笑)。でもそれを
     笑って許してくれるんですよね。

ト藤田:ロケしていてね、あの店行こうかっていって、入りかけた
     けど、やっぱヤメよう。って時があるんですよ(笑)。でも
     笑って許してくれるんですよね。

オ藤森:それでも笑ってくれるんですよねぇ。



―    基本、アポ無しなんですね。

ト藤田:基本ぶらぶら歩いてて、「お!行ってみよう!」
     っていうところに入っていくんですよ。

オ中田:けっこう無茶しても、許してくれる、おおらかな街ですよ
     ね。

ト藤田:でも何回かに一回、どぎついチンピラが出てきますね

オ中田:それ言うなよ!それは他県の人だと思うよ!

オ藤森:それいいよ、言わなくていいやつだよ!(笑)

―    仙台の女性の印象はいかがですか?

オ藤森:そう、番組内でね、「このへん!!美人」てコーナーがあっ
     て。街で見かけた綺麗な娘を毎回認定しようっていう。
     けっこういっぱいいるんですよ、カワイイ子。

ト藤田:認定し放題だよな(笑)

ト大村:いや、もうすれ違う人みんな認定しちゃうぐらいレベル
     なんで。

オ中田:基本的に綺麗な人が多いですね。ロケに集中できない
     ですもん。

ト大村:出来ない!

―    ロケの間に恋が芽生えたりとかは?

ト大村:その辺はもうオリエンタルですよね。やっぱり若いなって
     感じがしますよね。

オ中田:既婚者を守るな!

ト大村:敦彦は最近こそ改心しましたけど、前はいつでも配れる
     ように自分のアドレスと、携帯番号を書いたメモを束で持
     ってて、「このへん!!美人」に認定した人に配ったりね。

オ中田:いやいやいやそんなことしてないですよ。あれは、本当
     にこのロケで不愉快な思いをしてしまったら、まず僕に
     相談してくださいねっていう。

ト大村:お前がやる仕事じゃないよ。



オ中田:でも一時期を境にまったく渡さなくなりましたね。

ト大村:方や慎吾に関してはもう・・・ どのくらい経ったっけ?
     この番組はじまって?10ヶ月?仙台の女性だけで
     100人は超えてるんじゃないですか?

オ藤森:何がだよ!んなわけねえだろ!

―    じゃあ別の話題に・・・宮城でよく行くお店とかは出
     来ましたか?


オ藤森:ゴルフが好きなんで、夜とかホテル行く前にゴルフ
     バーとかにね。

オ中田:そんなにまだ泊まりがないんでね。行きたい店はいっ
     ぱいあるんですけど。

ト大村:ラーメン屋とかまた行きたいなって思う美味しいところは
     いっぱいありますよね。あと俺らの店もあるんですよ。
     アーケードの中のテナントの中でハコ借りて。

オ中田:皆で私物を置いて。フリーマーケットみたいな店舗型み
     たいな。それで僕が入れたポケットティッシュが幾らか
     で売れたんですよ。

ト大村:マジで?じゃあまた補充しに行かねえと。

ト藤田 :あとお洒落ないい感じのカフェが多いよね。東京とか
      だと人がすごい多いんですよ。すぐ出ていかなきゃなら
      ない雰囲気だし。でもこっちはすごく落ち着く感じがね。



―    「だてBLOG」でユーザーさんから質問を募ったの
     ですがそちらを伺って宜しいですか。


ト大村:ええいいですよ!

―   番組では悪口を言い合ったりするも仲良く楽しそうな
     トータルさんとオリラジさんですが、お互いのコンビを
     マジメに誉めるとしたらどんなところですか?


オ中田:なるほどね。いつもふざけあっているけど、ちゃんと
     マジメに誉めあってみようよということね。

―    お互いどこが好きだとか、答えられる範囲でいいの
     ですが・・・


ト大村:でも大丈夫ですか?お時間有ります?結構かかり
     ますよ。

オ中田:そんなにあるのかよ!一言二言でいいんだよ!

ト藤田:じゃ俺らから行く?マジメにですよね。うーん・・・・

     ・・・・・・
     ・・・・・・
     ・・・・・・

オ大村:ねえのかよ!(笑)

オ中田:いっぱい誉めてただろ!酔っ払った後とかに!


         ※この後思わぬマジメトークへ?次回に続く



【番組コラボ企画蔵王のたまごぷりん】
番組と「森の芽ぶき たまご舎」さんのコラボ企画商品、「仙台いちご」「生ショコラ」「ゴールドメイプル」の3種類の新作プリン「蔵王のたまごぷりん」。現在店頭及び仙台駅3F(みどりの窓口前)で好評発売中です。トータルテンボス、オリエンタルラジオ入魂の一品を味わってみては?

                   『(C)KYORAKU吉本.ホールディングス/TBC東北放送』


各1個280円(税込) 3個入800円(税込) 
  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 16:00Comments(0)インタビューしました

2010年02月19日

「トータルテンボス」「オリエンタルラジオ」インタビュー(1)

 
 世は空前のお笑いブームの真只中。その中でも全国区の人気を誇る二組のお笑い芸人が、宮城を徹底的に応援し、宮城の街の魅力を再発見すべく、あちこちを歩き回って紹介をしている番組があるのを皆さんはご存知でしょうか。その名も「地元応援バラエティ このへん!!トラベラー」(毎週木曜日 深夜24時59分~TBC)。だてBLOG編集部では、出演者であるトータルテンボスとオリエンタルラジオが今回、宮城でもお馴染みの「たまご舎」さんとコラボをして、番組企画の新商品を作ったという情報をキャッチ。こんなチャンスは滅多にないということで、1月某日の番組ロケの合間に時間をいただいて、お二組に話を伺ってきました。
 内容をご紹介する前にこれだけは言えます。この二組は芸人としてはもちろん、人間的にもとても素晴らしい方々でした。実際に話をしたから感情移入しているとか、タレントパワーを目の当たりにしたからとかではありません。それは今回のインタビュー内容をご覧いただければ理解していただけると思います。

…といつものように前置きが長くなりましたので早速本文に入りましょう。ちなみに今回久方ぶりの「編集長とスタッフが行く!」は、私、「だておとこ」のもうひとつの顔であります「るるぶFREE仙台」スタッフとしても兼務してお話を聞いております。インタビュー内容は完全ノーカット(文字に起こせない部分以外は)、爆笑しながら話が進むうちに、途中から思わぬ感動話に発展する場面も…などなど内容盛り沢山のため、今回は3回に分けてお送りいたします。

(聞き手:「だてBLOG編集長 だておとこ」 取材撮影協力:「株式会社よしもとクリエイテブ・エージェンシー」 場所:「森の芽ぶき たまご舎 蔵王本店」)


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「自他共に認める、この二組は仲良しですね」





― 本日はよろしくお願いします。

トータルテンボス オリエンタルラジオ 宜しくお願いします!!
(以下、ト大村、ト藤田、オ中田、オ藤森)

―  後程触れさせていただきますが、たまご舎さんとの番
   組コラボのプリン、美味しそうに召し上がっていました
   ね。


ト藤田:どれもハンパなく美味いっすよ!発売するのがすごく
     楽しみですね(現在発売中)。

―  早速ですが、こちらの「だてBLOG」と「るるぶFREE仙
    台」は皆さんご存知でしたでしょうか。 


ト藤田:もちろん知っています!

オ藤森:僕これ(るるぶFREE仙台)、国分町で見ましたよ。

オ中田:僕も、こっち来たらけっこう読んでますよ。

―   「るるぶFREE仙台」は県外からいらっしゃる方にも
    多く読んでいただいており、ホテルなどに設置してい
    ます。
    「だてBLOG」は地元宮城のコミュニティブログサイト
    として、県内外多くの方にご利用いただいています。


オ中田:ええ、いい情報載ってますよねー。

ト大村:いやぁ、『「るるぶFREE」と「だてBLOG」を知っていまし
     たか』なんてのはもう愚問ですね、ええ。知りませんでし
     た!!

ト藤田:知らねぇのかよ!言えよ!どっちも知ってるって!全員
     知らねぇけど、知ってるって言えばいいんだよ(笑)

―   (苦笑)

オ藤森:いや、でも僕本当に行ったんですよ、ここに載っている
       店。ほら、この中に載っている店にね、行ってるんで
      すよ。

オ中田:いやぁ、助かりますよね、いろんな情報が載っていて
     ね。



―    いや中田さん、フォローありがとうございます(笑)
     ところで「このトラ」の宮城担当になった時ですが、
     実際どう思われましたか?


ト藤田:僕は正直、ニヤリ、と。ついに来たな、と。

ト大村:僕らはラジオもやっていましたし第二の故郷。
     第一は静岡なんですけど。これでもう、ほんと
     第一の故郷にしちゃってもいいんじゃないかとね。



ト藤田:俺は静岡が故郷だけどね…

ト大村:仙台、宮城に拠点を置ける、チャンスだな、と思いましたね。

オ中田:同じメンバーにトータルテンボスさんがいたっていうの
     も嬉しかったですし、あと仙台っていうと、僕の好きな
     「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木さんの出身地という
     ことでね。ジョジョの第4部「杜王町」のモデルが仙台
     なんですよね。だからずっと愛着があったの。すごく
     嬉しかったですね。

オ藤森:僕はね、伊坂幸太郎先生縁の地ってことでねぇ。
     あとgreeeenもね、東北でしょう。好きなんです。
     正直他の「このトラ」の土地に比べると、土地自体
     は知らなかったので逆に興味があったりして、
     今はもうベスト!っていう感じですね!

ト大村:俺らもう完全に仙台だよな、俺らのモード。ホントに。

―   正直、「このトラ」の6エリア(「このへん!!トラベラー」
    は、同タイトルで全国6エリア、それぞれ二組の芸人
    が出演して放送をしている
)の中で、一番仲いいとか
    思ったりしていますか?


オ藤森:もう、ダントツですよ。まわりも認めていますよ。間違い
     ない。

オ中田:もう自他共に認める、この二組は仲良しですね。



オ藤森:なんかね、他のところとかギクシャクしちゃってる
     みたいだからね。

オ中田:あー大阪ね(笑)

ト大村:ノンスタイルとチュートリアル、ギクシャクしちゃって
     いるみたいだからね(笑)


―   それは冗談として・・・(苦笑)大村さんと藤田さんは
     正月に北海道旅行をしていて、コンビでニアミスが
     あったみたいですけれど、やっぱりその、シンパシー
     みたいのがあるのですか?


ト大村:あーありましたね。いやー、シンパシーかどうかはわか
     らないですけど、今回は偶然ですけど、コンビだからお
     互いにコンビ仲もよく、さらにこの2つのコンビも仲が良
     いっていう、稀なタイプではありますよね。



オ藤森:バランスが良い4人ですね。

ト大村:そしてねぇ、体系が似てるんですよね。あとツッコミが
     ダメツッコミっていうね(笑)

オ藤森:え、どゆこと?そう思ってたの、ねぇ?ねぇ、あっちゃん
     もそう思ってたの?ウソでしょ?

オ中田:(寝ているふり)え、いや、聞いてなかった。

オ藤森:おい、寝ぼけてんじゃねぇぞ。おい!

―   (笑)番組収録中のエピソードで印象的だったことを
     教えていただけますか。


オ藤森:いろんなとこ、素敵なところをまわったんですけど。印象
     的なのは自前の帽子を4回壊されたっていうね。で、よ
     うやく最近それ無くなったかなぁ、って思ったら、今度は
     肉体的に・・・

オ中田:肉体壊されかけてるね(笑)

オ藤森:壊されかけてますね、たぶん今日もロケ終わりなんで
     身体ボロボロなんですよ(笑)
     でもまあ、仲いいからこそ、笑えちゃうっていう。

―    藤森さんはもうイジラレキャラっていうのが確立され
     た感がありますが?(笑)


ト大村:確立しましたねぇ、コンビ間では藤田をいじっていたとこ
     ろを、慎吾でも面白いイケちゃうってのはありますねぇ
     (笑)

オ中田:それは寂しいですよねえ藤田さん・・・って、夢中で髪
     いじって聞いてねぇんだもん!
     (カメラを意識して髪を整えている藤田)
     僕はやっぱり、神社がいいところが多いですね。

ト大村:また神社かよ(笑)こいつ本当に神社好きなんですよ。

オ中田:宮城はいい場所多いですねえ、風情のある場所がね。
     だから、けっこう3人のノリとは僕、正直肌が合わない
     んですよ。

ト大村:いま仲がいいって言ったばっかりだよ(笑)



オ中田:ロケを思い出すと大体、僕ひとりで神社を巡っている
     思い出がありますね(笑)

ト大村:スタッフが悪いんですよ、だいたいロケのルートに神社
     を入れとくなっつうの。

オ中田:僕のエサをね、入れててくれてるんですよねぇ(笑)

―    印象に残る神社ってありますか?

オ中田:(待っていましたとばかりに)大崎八幡!あそこがすご
     い立派で。最初に伊達家の家紋が入ってるんですよ
     ね。あれを見たかったんです。

―    大崎ではこの時期(1月中旬)、どんと祭という裸祭り
     なんかもやっています。

オ中田:あー、そういうロケも行きたいですね。



ト大村:まぁ、慎吾にはよく罰ゲーム的にね、グルメロケをする
     じゃないですか。で、失礼なんですけども慎吾に出され
     た料理に、大量にタバスコを入れといたりするんですよ。
    イタズラですよね。でもリアクションを期待しているのに、
    けっこう美味しく普通にいただいちゃうんですよ(笑)
    「うん、ちょっとピリ辛だけどおいしい」とか言ってね。
    なんなんだよお前!ってことが何回か続いて。で、ある
    時、ラーメンを食べるロケがあって、全く何にもやっていな
    いのにラーメンをすすって慎吾が、「やったな・・・!」って
    言ったんですよ。やってねえよ!(笑)

全員 :(大爆笑)


ト大村:「これはどう考えても、客に出すような味じゃないぞ」と
     (笑)

オ藤森:僕も(イラズラに)敏感になりすぎちゃって、パニックに
     なってたんすよ(笑)

ト大村:こいつ、本当に舌がひどいんですよ。お店の味に何て
     こと・・・あんなクレーマーないですよ(笑)


                              ※次回に続く




【番組コラボ企画蔵王のたまごぷりん】
この時のロケでも取り上げられていた、番組と「森の芽ぶき たまご舎」さんのコラボ企画商品、「仙台いちご」「生ショコラ」「ゴールドメイプル」の3種類の新作プリン「蔵王のたまごぷりん」。現在店頭及び仙台駅3F(みどりの窓口前)で好評発売中です。トータルテンボス、オリエンタルラジオ入魂の一品を味わってみては?


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Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 13:02Comments(0)インタビューしました

2009年01月31日

熟音エイジ 密着「CHEEP PURPLE」(2)

―前回の続き―


 年齢を感じさせない(すみません)タフなステージを終えた直後の余韻も冷めない「CHEEP PURPLE」。彼らにインタビューをお願いしたところ、快くOKをもらいました。気さくな人たちとは言え、メンバーにはプロのミュージシャンの方もいらっしゃいます。音楽トークが出来るわけでもなく、この業界に長けているわけでもない自分が果たしてこの5人と対峙して上手く話をしてもらえるのだろうか?高校時代に愛読していた「月間GIGS」を思い出しながら、いつになく緊張し、普段は使用しないマイクレコーダーを握り締め臨みました。ズバリ、ロック・・・ではなく「ロング」インタビューです。
(聞き手:だておとこ インタビュー/LIVE画像撮影:カッキー LIVE画像提供 福@坊さん あゆむさん)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「70歳過ぎてもずっとやっていきたい」



―  本日はよろしくお願いします。改めましてライブ、
    お疲れ様でした。すごいステージでしたね。


一同: ありがとうございまーす。

―   このメンバーではいつから活動されているのですか?

平間: 去年のジャズフェスで再結成したのがちょうど30年
    振り。15歳のときに始めたから。


―   今後の活動とかは?


平間: あと30年やります。去年の再結成時が45歳だった
    ので、75歳までやりたいですね。


―   初めにバンド組んだときは何をやっていたんですか?

平間: ディープパープル。今日と同じ曲やってた(笑)

※ここでビールが届き、メンバーの皆さんのテンションが一気に上がる

―   直坊さんMC上手いですね。王様と対等に話をされて
    いました。


直坊: いやいやいや、王様も頑張って欲しいね(笑)「enn」
    ってライブハウスがあるでしょ、あれが立ち上がった
    ばっかりの頃ってお客さん全然入っていなくて、その
    時に、競演したメンバーとかと何人かで、ただ喋って
    ばかりいたの。「最近どう○○君?」なんて(笑)


―   プロとしての活動もされていますよね?

直坊: そうね。最近だとSEGA ROCKっていうバンド
    とか。元リンドバーグで自分の師匠でもあるcherry
    さんや元聖飢魔Ⅱのルーク篁とかと一緒に。


―   すごいメンバーと組んでいますね…それでは皆さん
    の個人の活動経歴を教えていただけますか?


平間: バンドとしての経歴は、まずこのメンバーと中学校の
    時初めて組んだのが最初。そのあとアマチュア
    バンドとか色々やってきました。


―   本番前の楽屋で平間さんと最初にお会いした時の
    印象と、ベースプレーが合わないんです。クールな
    イメージなのですが、ステージではベースをバチバチ
    弾きまくっていたもので。


直坊: 燃える男ですから彼は。



―   本業はもう写真家として有名ですよね。


平間: 実は今日も本番前、仕事でパルコの写真展
    (日本ロック写真史 ANGLE OF ROCK展)

    で、椿屋四重奏の中田裕二さんとトークショー
    をしていました。


―   写真家とベーシストって通じるものがあるの
    ですか?


平間: ありますね。どちらもグルーヴ感が大事ですね。

―   カメラとベース、どっちが楽しいですか?仕事と楽し
    みを比べるのも難しいと思いますが。


平間: え?写真は毎日やっているからね。このバンドは再
    結成して3回くらいしか活動していないけど、やっぱり
    楽しくて仕方ない。


平間”平間ん@坊”至

                       ◆パート:BASS ◆直坊さんとは中学からの付き合い。 ◆本職は写真家(本名:平間至)。『ロッキング・オン・ジャパン』『CUT』、ジャケット写真等幅広く活動(http://www.itarujet.com)。タワーレコードの広告シリーズ『NO MUSIC,NO LIFE』の撮影でもおなじみ。CHEEP PURPLEのリーダー。塩釜市出身。

※打ち上げには、「写真家:平間至」のファンもおり、若手写真家による作品の持ち込み等も見られました。バンドの「頭脳」というクレバーな存在ながら、そのベースプレイはハード。安室奈美恵全盛期の超ヒット曲ジャケット撮影をしたのも平間氏。





―   なるほど!次は直坊さんにお伺いします。いっぱい聞
    きたいことがあるんですが…


直坊: 何?駄目だよ、女性関係とかは(笑)

―   普段何をされているのですか?


直坊: (期待はずれだったのかこけながら)普段?普段は海
    に行ったり、山に行ったり、川に行ったり畑耕したり、
    サーフィンしたり。


―   本当に偶然ですが、だてBLOGでブログを書いてい
    ただいているのですよね?きっかけは?


直坊: ネット見てて何かで引っかかって知って、たまに見て
    いたの。ブログ自体は他のサービスを使用していて
    みんなも見ていてくれてたんだけど、ラーメンブ
    ログ?みたいなヤツやってるでしょ?


―   はい。「宮城のらーめんブログ」

直坊: そうそう。で、俺ラーメン大好きなの。それで。

加藤: そこかい(笑)

―   そうなんですか!是非そちらにも参加してください。
    体型も維持されてすごく細いですしカッコいいですよ
    ね。本番前楽屋にお邪魔した時、着替えをしている
    ところを見たら筋肉もすごくて。


直坊: 見てたの?エッチだね~。山行ったり海行ったりして
    いるからね(笑)


―   尊敬するミュージシャンはどなたですか?


直坊: やっぱりイアン・ギラン。ディープパープルの歴代ボ
    ーカリストはみんな好き。あとはツェッペリン。日本人
    だと今一緒にやっている下村成二郎
    (元BLIZARD)、ジョー山中。


加藤: ジョー山中いいよね。カッコいい。大好き。


―   これからは続けていくのですか?

直坊: もちろん!いくつか抱えてやっているけどこれが俺の
    本当のバンドだもん。メイン。


―   他で同じこと言っていないですよね。

直坊: しばくよ(笑)。下村君と「SHOUTⅡ」ってバンドもや
    っていて、そっちはそっちで楽しんでいるけどね。
    「CHEEP PURPLE」は70歳過ぎてもずっとやって
    いきたい。平間がもう嫌だって言っても。


   直@坊 

◆パート:VOCAL ◆CHEEPPURPLE以外の活動としては、元リンドバーグのドラムス/小柳 "cherry" 昌法、元聖飢魔IIのギタリスト/ルーク篁、元Blizardのベース/寺沢 功一らとのSEGAROCK、元Blizardの下村成二郎とのツインヴォーカルが唸るSHOUTⅡなど、多方面で展開中。宮城県在住。※実は「だてBLOG」ユーザーだった→ http://naobow.da-te.jp/

※高音ボイス、シャウトはとても今年45歳とは思えない迫力でした。1983年のYAMAHAのEastWestでのベストボーカル賞など受賞歴が数多いのも納得。バンドの「顔」的存在で、仙台でセミプロとして活動している人の間では知らない人はいない程。人脈も幅広く、バンド業界以外に多方面でネットワークを持っていました。見た目は怖そうに見られがちも、素顔は「優しいやんちゃなおじちゃん」という印象でした。



―   それでは佐藤さんお願いします。とにかくステージで
    はものすごいキーボードアクションでした。


佐藤: かなり頑張っちゃいましたね。

―   佐藤さんは「ダーリン佐藤」としてリンドバーグの
    キーボードでも有名ですが、他の様々なミュージ
    シャンと一緒に活動(※2007年はaikoと紅白にも
    出場)されている時もいつもあんな風なのですか?


佐藤: あんなに動くことはないですね。このバンドがメイン
    ですから。


直坊: キーボードが一番暴れるバンドって珍しいよね。

―   ジョン・ロード(ディープパープルのキーボード)も
    こんなに動きましたっけ?


佐藤: そんな動かないよね(一同爆笑)。俺、世界一動く
    キーボーディストだから。




―   プレーを見ても今話をしてても思うのですが、
    本当に楽しそうですね。


佐藤: うん楽しい。バンド始めたきっかけが平間なんです
    よ。小学校の時はABBAとか好きで他はチャゲアス
    とか松山千春とか兄貴の影響で聞いてて、ロックとか
    知らなかったのね。で、平間に「これ、やろうよ」って
    誘われて。


平間: キーボードが必要で、彼はエレクトーン習ってた
    から。ハイウェイスター聴かせて。 

  
佐藤: 最初は何だこれ?って思ったけどね。学校終わって
    からみんなで練習して。


―   それが今やプロキーボーディストですからね。平間
    さんすごいきっかけ与えていますね。


佐藤: きっかけって言ったら加藤の家には小学校の時から
    すでにドラムセットがあったからね。他にも一式全部
    あった。


―   そういう友達っていますよね!貴重な。


加藤: 自分の5つ上の兄貴がやっぱりバンドやってて。で、
    家にあるから皆やろうかって。


平間: (突然)あ、思い出した、達也(佐藤)君と一緒にゲッ
    トバック(ビートルズ)やった。


―   (!)私、今日のカツラとかビートルズ入っているなと
    思っていたんですよ。ジョージ・ハリスンみたいだな
    って(笑)


佐藤: ゲットバックと、パープルと、ゴダイゴとか流行ってい
    てやったね。ガンダーラとか。ここのメンバーは音楽
    始めたきっかけが集まっているよね。で、18の時
    (直坊と)一緒に東京行ったのね。


直坊: 俺、B型なんで、突然とんでもない事言うのね
    「俺、ロックで飯食うから、ついて来い!って」


佐藤: 僕は考えさせてくれって。(笑)でも結局大学辞めて
    一緒に行ったんだよね。


直坊: そう俺のせいで(笑)。で、二人で上京して、同じ部屋
    に住んで。とりあえずバンドつくろうって向こうのメン
    バーと組んで、1983年にYAMAHAのEastWestっ
    ていうアマチュアバンドのコンテストに出て、グラン
    プリ大会まで行って


佐藤: そして彼がベストボーカリスト賞をもらって(編集注:
    前年の同賞は久保田利伸、1977年は桑田圭祐)。


三浦: 俺が生まれた年です。

佐藤: 何なんだこの時間差(笑)

直坊: その後も色々やって、ジュディ&マリーの五十嵐公太
    君とかメンバーじゃなかったけど葛城哲哉君とかとも
    一緒にイベント出たり、今でも親交あるよね。


 佐藤”キー@坊”達也

◆パート:KEYBOARD ◆塩釜市出身。メンバーとは小学校の時からの付き合い。リンドバーグ、ZIGGY、坂本サトル、aiko、ハウンドドッグ、etc、様々なアーティストのキーボーディストとして現在も大活躍中。2008年最後のお仕事はNHK紅白歌合戦出演。体が柔らかく、プレイ中にキーボードよりも低い姿勢でエビ反りをすることが出来る。

※とにかく一緒にプレイをしてきたミュージシャンは早々たる面々。1980年代後半に活躍した女性デュオ、「BaBe」のバックでキーボードを弾いていたのも佐藤氏。「CHEEP~」ではオーバーアクションの演奏がひときわ目を引きました。とても気さくで話しやすく、取材に同行していた別の女性スタッフはメロメロでした。


―   すごい・・・(実はジュディマリが好きだった)。加藤さん
    もプロとして活躍されていますが、さっきのライブを見
    させていただいて、ドラムとベースかめちゃくちゃカッ
    コ良かったです。


加藤: うれしいですねー

直坊: 彼はプロのジャズドラマーだよね、あと・・・今の活動
    も言ったほうがいいんじゃないの?


加藤: 今はですね、僕結構お笑い芸人さんとの仕事も多く
    て、島崎俊郎さんという、昔「ペイ!」ってやっていた
    方と・・・


―   ヒップアップですか?ひょうきん族の?

加藤: そう。アダモチャン。あとオスマン・サンコンさんと、
    アコースティックのアフリカ音楽をやっています。




―   アダモチャンとサンコンさんと一緒にされているアフリ
    カ音楽とはどういうものなのですか?


加藤: 基本的に、歌と踊りとリズムだけですね。ほとんどパ
    ーカッション。彼らのプライドはリズムにあるので、そ
    こに入り込むのは非常に難しいんです。


―   プロのジャズドラマーの加藤さんでもですか?


加藤: アフリカ人はいい加減なので(笑)。ここで止まるんだ
    よって言っても止まらないし。本当に自分勝手で(笑)


―   ちなみに何と言うバンドなのですか?


加藤: はい。アフリカンブリーズっていいます。

直坊: ブリーフじゃないよ(笑)

加藤: ブリーズはBREEZE。「そよ風」って意味らしいんです
    けど。


―   もう長いのですか?

加藤: 今年で5年になります。営業で全国周っているので
    すが仙台にはなかなか来れないんですよね。島崎さ
    んが関西の方での仕事が多いのでどうしてもそちら
    周辺の地域になって。


―   プレイスタイルで見習っているのは?

加藤: あー、やっぱり、イアン・ペイス、好きですね。デイ
    ープパープル。やっぱり、こういうバンドとかやって
    からもう一度聴きなおすと、すごいことやってるんだな
    とか改めて思いますよね。特に最近なんか回帰して
    いる感じなんですけど。


―   昔聴いた音楽を今聴きなおすと、新たな発見とかあり
    ますよね。


加藤: ありますね!スピーカーにしろヘッドフォンにしろ性能
    が上がって、聞こえなかった部分が今になって聞こえ
    て、「あ、こんな風になってたんだ」とか今分かったり
    して、それを取り入れたりしたらより近づいたりして。
    新たな発見がね。日々発見ですよね



 加藤”カト@坊”比呂樹

◆パート:DRUM 加藤”カト@坊”比呂樹 ◆メンバーとの付き合いは古く、特に直@坊さんとは小学校からの付き合い。プロジャズドラマーとして名を馳せ、現在はアダモちゃん&オスマン・サンコンのユニット”アフリカンブリーズ”にも参加するなど多方面で活躍中。

※物腰柔らかながらも、バンドに対する熱い思いを語る姿が印象的でした。受け答えがとても丁寧で「CHEEP~」メンバー1のジェントルマン。キャリアとテクニックは相当。メンバーの中で唯一地毛で演奏。







平間: 30年ぶりに皆とやるってなった時、自分がどれだけ
    成長したかすごい心配だった。


加藤: 意外とイケてる。


平間: だって昔最初はディストーションも知らなくって、スモ
    ークオンザウォーターを生音でやってたもん。テッテッ
    テー♪って(笑)。




―   あの・・・すごく失礼な表現かもしれませんけど先程の
    ステージでオープニングが「ハイウェイスター」で、次
    が「スモークオンザウォーター」でしたよね、あの2曲
    をあそこまで恥ずかしげもなくやれるってスゴイなと
    思ったんですよ。


(一同大爆笑)


佐藤: 最高のほめ言葉だよそれ(笑)

直坊: おう、ちょっと便所行こうか便所(笑)

―   (大いに焦りながら)いや、あの曲をここまでストレート
    に出来るのってなかなかないですよ。直球ど真ん中
    という感じでしたもん。


平間: いや本当に最高のほめ言葉だね。

直坊: それが俺達の狙っていることなので。


佐藤: やる人いないよね。俺らくらいかも(笑)しかもこの歳
    でこんな格好して頑張ってね。


直坊: 息子ハタチだからね俺なんかもう(笑)

―   バンドやった人って、「スモークオンザウォーター」と
    か必ず通ると思うですけど、すぐその先に行くじゃな
    いですか、で、何かわからないけど恥ずかしくなって
    弾かなくなって。でも皆さんはそんなことお構いなし
    でむしろガンガンやっているのが逆にすごくカッコ
    いいです。


直坊: 俺達はずっとそこにいるからね。先には行かない!

佐藤: そうだね。行ってたとしても必ず戻ってくるよね。




―   じゃあリッチーさん(笑)。一人だけ25歳という若さで
    すが何故またこのメンバーと?


三浦: もともと16歳くらいの頃からプロ目指していたんです
    けど、その頃ライブをしてた直坊さんに会って、
    そして… えっと…直坊さんの方が話し上手い
    んでいいですか?


直坊: 人生賭けている感じだったから、「なら黙って俺に
    ついて来い!」って感じで。


三浦: その頃直坊さんがやっていたバンドに自分も入れて
    もらって。それから一緒に活動させてもらってます。


直坊: 2005年かな?その頃俺がさっき話したSEGA
    ROCKっていうバンドやっていて、メンバーの
    ルーク篁がスケジュール合わなくて、それで
    代わりにやってもらったのがデビュー。


―   ルーク篁の代わり!?じゃいきなりリンドバーグの
    cherryさんやBlizardの寺沢功一さんとかと
    演奏したわけですか!?


直坊: そう、しかもタイのバンコクで。


三浦: 直坊さんに出会ったことによってその後色々と
    広がっています。


直坊: 何かくれ(笑)

―   すごいデビューだ…。今はシャイな感じですがプレイ
    がまたすごいアクションでしたね。


三浦: あれもコピーですから…(照笑)



―   ギターを始めたきっかけは?

三浦: もともとB’zが好きでライブビデオとかよく見ていたん
    ですけど、その時に松本さんが弾いていたのを見て
    初めてギターという存在に気づいて、これなら自分に
    もできるかなって。そしてBZのツールをたどってディ
    ープパープルとかツェッペリンとか聴きだして。
    だからリッチーとかジミーペイジとか影響受けました。
    最近ではジェフベックとか好きですね。今は上京して
    向こうで頑張っています。



 三浦”神@坊”新之助

◆パート:GUITAR ◆バンド内、唯一の20代。2005年、タイのバンコクで行われたアサヒミュージックフェスティバルにてSEGAROCKS05のギタリストとして、ルークさんのフレーズを完コピし、デビュー。東京都在住。

※個性的なメンバーに囲まれているためか自分から進んで発言することはあまりなかったものの、節々でボソッと語る内容が天然で面白い好青年。バンド内では一番人気?(他メンバーの皆さんすみません) 東京で活躍も定期的に仙台に戻ってのLIVE活動も展開中。ブレイクしたらこのインタビュー記事はレアなものに?




―   皆さん、とにかくキャリアもあってすごいテクニックだっ
    たのですが、正直、「今、本家より俺達のほうが上手
    いんじゃねえの?」とか思いません?


直坊: いやいやまだまだ。

加藤: でも直坊は小学校の頃トランペットをやっていてダン
    トツに上手かった。独奏とかしていたもん。


直坊: そういう意味ではみんな小・中から頭角現していたよ
    ね。彼なんか中学校でツェッペリンの曲ほとんど叩け
    てたからね。


―   あ、自分の友人でもいるんですけど、ドラム叩ける
    人ってギターやベースとか全部出来ませんか?しか
    もすごくレベルが高く。


直坊: そうそう。なんでもやる。

加藤: それはあるね。でも本業はドラム!

―   リズム隊、本当にカッコよかったです。安定感抜群。

加藤: ありがとうございます。彼にビール頼んであげて
    (笑)。下地がね。気持ちよくギターやボーカルを乗っ
    かってもらうためには大事だしね。


―   先程ゲットバックをやったって言っていましたが、やっ
    ぱり屋上でやったんですか(編集注:この曲の発表
    は、ビートルズの所属する「Apple社」屋上からの
    ゲリラライブだった)?佐藤さんはビリープレストン
    (編集注:後期ビートルズに欠かせないキーボード
    のサポートメンバー)の役回りですよね。


佐藤: いやいや、普通に。でもビリープレストンは難しいよ。
    CDでは簡単そうに聞こえるけどああいうのが案外
    難しいの。


―   なるほど。皆さんケンカとかしないんですか?


直坊: ケンカ?そんなの今更しないよ。

加藤: みんなすごく優しいんですよ。

直坊: それはみんな家庭が冷たいから?(笑)でもさ、ロック
    って楽しくないと意味ないし、元気がなかったら面白く
    ないじゃん。知らない人も巻き込んで楽しくさせたいも
    ん。達也なんかいるだけで面白いでしょ?ほとんど
    出来上がったおじさんだよ(笑)


佐藤: 気持ちよくなってきた~




―   (笑)皆さんのこれからの目標は何ですか?

直坊: ディープパープルと対バンやりたい!

一同: おー!それいい!

佐藤: 前座とか?

直坊: あっちがな(笑)

―   何か叶いそうですね。


直坊: (急に真剣な顔で)でも夢って叶うんだよね。

―   おお!これ書きます。

直坊: 大きく書いといて(笑) 「夢って叶うんだよ!」
    って。でもマジで叶う。絶対叶う。努力をしないから叶
    わないだけってけっこうあると思う。


佐藤: 前向き。

直坊: 死ぬほど忙しいけどね。問題は家庭だな…(笑)



―   すいません。これ音楽媒体でも何でもないのですが、
    次の活動予定はどうなっていますか?


平間: まだ言えませんがものすごく大きい音楽イベントに出
    る方向で進んでいます。


―   何かすごく羨ましいです。自分も昔バンドやっていた
    のですが、今年あたりからまたやりたいなってすごい
    思っているんですよ。


直坊: それ絶対やったほういいよ。

平間: そしたら対バンして一緒にやろうよ。

―   マジですか!いやいやいやいやいや…プロの皆さん
    と一緒になど恐れ多くて…


直坊: 何言ってんの?俺達もう友達だぜ。

佐藤: そうそう。

―   またそんなことを恥ずかしげもなく言えちゃうし…。
    でもLIVEを見てやっぱりやりたいと思いました!
    その時は是非お願いします!


直坊: よし、約束だ!

―   今日は本当にありがとうございました!どうもお疲れ
    様でした!


直坊: じゃあ打ち上げ!一緒に行くよ~!




 そしてこの後、本当にメンバーの打ち上げに参加をさせていただき、2時半までご一緒に飲ませていただきました(あんな話やこんな話、ここで書けないのが非常に残念です)。
 「ロックが大好き」「気の合う仲間と好きなことをしたい」という、難しいことは何一つ無い実にシンプルな思いを、ストレートに形としてぶつけている「CHEEP PURPLE」の皆さん。演奏はもちろんですが、その思い自体が非常にかっこよく見えました。こういうのって年齢じゃないんだよなと。もし「DEEP PURPLE」のJAPANツアーが開催され仙台にやってくるとしたら、本当に共演(競演)してくれることでしょう(前座ではなく!)。これからも引き続き要注目のバンドです。私もあんなミドルを目指すべく、まずは眠っているレスポールを起こしてみようと思いました。


熟音エイジ (島村楽器主催)
◆開催日    :  1月18日(日)
◆会 場    :  ZEPP SENDAI








  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 14:04Comments(18)インタビューしました

2009年01月28日

熟音エイジ 密着「CHEEP PURPLE」(1)

 何を隠そう、その昔私はバンド小僧でした。18年前にブルーハーツはマーシーの影響を受け始めて購入したのがORVILLEのレスポール。それからは毎日の部活が終わってクタクタになっても、夜にスタジオ「B2」へ行けば重いレスポールをぶら下げながら飛んで跳ねてシャウトして、そのうち邦楽カバーでは物足りず、洋楽、そしてオリジナル…と、正統派ギター少年的な青春時代を過ごして来ました。そんな小僧も今年で34歳。もう10年もスタジオに行っておらず、今ではアコースティックギターをたまに弾く程度になってしまいました。しかし、若かりし頃に刻み込まれた「キーポンロッキン!」の精神は革パンがはけなくなった今でも、自分の中にまだしっかりと刻み込まれているつもりです。

 例によって前置きが長くなってしまいましたが、今年1回目の「編集長とスタッフが行く!」は、そんな私のような、いや、むしろ私よりもご年配でありながら、バンドへの思いは誰にも負けない!という素敵な大人の皆様がその情熱をぶつける音楽イベント「熟音エイジ(島村楽器主催 1月19日開催)」の取材の模様をお送りしたいと思います。今回はその熱い思いを胸にエントリーした13組の中から、「CHEEP PURPLE」というバンドにクローズアップをしてみました。楽しみ勇んで向かったのですが、会って見たらこちらのバンドのメンバー、はっきりいってすごい面々…。聞いたら今もプロとして第一線で活動されている方ばかり。そして名前やキャリアだけではなくステージでのパワーも半端ではありませんでした。




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

自分にしか出せない音、大人だからこその楽しみ方!



会場はZEPP仙台。久々に中に入りました(開演前は混雑していた為、正直画像は終了後のものです)。



『バンドで夢を見ていたあの頃。 今だからできる、あの時のあの曲…手に取ることのできなかった楽器 今だからできる、憧れの演奏…そして、まだまだ現役! 今でも演ってる、バリバリのライブ…「熟音エイジ」はそんな大人の皆さんに、楽しんでいただくお手伝いをしています。』



取材なので、関係者入口から入場させていただきました。ドキドキ。今回は直訳ロックの第一人者、王様がゲストということでしたが・・・


楽屋裏を通ったら、いきなり王様、衣装着たままトイレに駆け込んで行きました(画像はトイレ入室直後の模様)。気さくな感じだったのでお話をしたかったのですがこれでタイミングを逸し断念。実に庶民的な王様です。



今回取材をさせていただく「CHEEP PURPLE」の楽屋へ。ピリピリした雰囲気かと思いきや、皆さんリラックスされておりますが、さすがに本番前なので、あけすけにはお邪魔できません。


「DEEP PURPLE」の名曲をカバーしているこちらのバンド、本家に忠実なあまり、メンバーの皆さんはこのようなアンチトレンドな格好にカツラを装着というお衣装でした。ズバリ私服の方がロックっぽくてカッコ良かったのですが、そういう問題ではないのですね。



お客さんも集まっていよいよ本番。会場は熱気ムンムン。そして・・・!


オープニング:「Highway Star」

♪Nobody gonna take my car
I'm gonna race it to the ground
Nobody gonna beat my car
It's gonna break the speed of sound

Oooh it's a killing machine
It's got everything
Like a driving power big fat tyres
and everything♪

♪I love it and I need it
I seed it
Eight cylinders all mine
Alright hold on tight
I'm a highway star!







♪I love it and I need it
I bleed it
Yeah it's a wild hurricane
Alright hold on tight
I'm a highway star!
I'm a highway star!
I'm a highway star!


「Smoke on the water」

♪We all came out to Montreux
On the Lake Geneva shoreline
To make records with a mobile
We didn't have much time
Frank Zappa and the Mothers

♪Were at the best place around
But some stupid with a flare gun
Burned the place to the ground
Smoke on the water, a fire in the sky, smoke on the water





Smoke on the water, a fire in the sky ,smoke on the water!




・・・・カッコ良い!久々に聞く生バンド演奏というのもありますが、メチャクチャテクニックあります。私はシロウトですが、アマチュアレベルではないのは分かりました。そうしたら・・・・皆さんプロでした(笑) 駄目じゃないですかプロが出ては。個々ではそうだとしても「バンドとしてはデビューしていないもん」とのこと。それにしても段違いの上手さ。



王様も舌を巻いてました(表現古いですが)。そしてボーカル、直坊さんのMCが絶妙。しっかり笑いをとっていました。


次回はこの「CHEEP PURPLE」のメンバーが何者なのか?実際にインタビューしてきた内容をアップしたいと思います。紅白出場経歴があるメンバーや宮城県出身の有名写真家などその素性は様々。ロックなインタビューです。どうぞお楽しみに。



                       おまけ

王様もメタメタ弾いていました。昔よく「深紫伝説」を聞いたものです。去り際の「以上、タイツで足がうっ血している王様でしたー!!」がつぼでした。絶対いい人です。




次回に続く ―――――  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 23:24Comments(4)インタビューしました

2008年10月11日

『美女と野獣』舞台設営取材&監督インタビュー(2) 

 
―前回の続き―

本日10月11日(土)より、東京エレクトーンホール宮城(宮城県民会館)にて、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』仙台公演がいよいよ開幕しました。劇団四季では創立以来、東京を基点に名古屋・大阪・福岡といった都市圏で専用劇場を展開していますが、大きな課題となっていたのが、中核都市と呼ばれる仙台・静岡・広島などでの大型作品のロングラン公演でした。これまでもこの3都市でも上演は行っていましたが、会場の確保や劇場条件の問題などから、長期間の劇場使用と大掛かりな舞台回収を必要とする大型ロングランは難しいとされてきました。


これらの問題を解決すべく、地元行政や各団体、マスコミ関係などが協力をし、初めて実現したのが2001年の『オペラ座の怪人』3都市ロングラン公演でした。この「日本初・公共ホールでの大型ロングラン公演」では、2ヶ月間で11万5千人を仙台で動員し、以後『キャッツ』(2003年)でも5ヶ月14万5千人を記録しています。これら成功の裏側には、舞台監督以下、設営スタッフの並々ならぬ努力と苦労があったのはあまり知られておりません。


ということで今回は、公演に先立って先日行われました舞台設営作業の模様と、舞台監督、木村謙介さんへのインタビューということで取材をしてきました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


セットというよりは一つの建物を建てている感じ




― 「だてBLOG」といいます。本日は宜しくお願いします。

木村監督(以下:監) 宜しくお願いします。

―  お聞きしたいことがたくさんあるのですが、まずはこの
   舞台設営の内容について教えていただけますか?


監: はい。先日14日(取材日は9月28日)が静岡公演の
   千秋楽だったのですが、それから3日ほど間を空けて、
   18日からこちらの設営に入っています。機材やセット
   は11 トントラック40台分あるので、セットというよりは
   一つの建物を建てているというような感じですね。
   今もこのように工事現場のような状況です(笑)。


― 11トントラック40台!それは相当な量ですね。


監: このホールは市内の大通りに面していますから、大き
   い機材などは4トントラックなどで分けて運んだりしたの
   で、実際はもっとかかりましたね。細い路地や一方通
   行などもあり、機材搬入に関しては多少大変な部分も
   ありました。でも仙台は綺麗だし好きな街ですから全然
   問題なかったですよ(笑)。今日はちょうどメインのお城
   の設営中です。これが完成したら、照明・音響のチェッ
   ク、テクニカルリハーサルにそれぞれ3日間、そして舞
   台稽古に4日間あてて、翌日から初日です。なので準
   備には約3週間かかりますね。


― 予想以上に準備に時間と手間がかかりますね!すごい
   です・・・。今皆さん一生懸命舞台を設営していらっしゃ
   いますが。スタッフの方々は何名くらいいるのですか?


監: 搬入から設営、音響照明他全て含めると100名くらい
   です。そのうち劇団として帯同しているのが30名程な
   ので、地元で集まっていただいているスタッフの方が
   多いですね。普通の舞台や演劇と比べても、かなり
   多い人間が携わっています。


― 100名・・・。すごいですね。それだけのスタッフを束
   ねるにあたり、木村監督が信念として伝えていること
   などはあるのでしょうか?


監: 怪我やミスがない様にというのは当然ですが、まず
   は、完成後に必ず公演を見るように言っています。
   現地で集まってもらったスタッフはもちろんですが
   帯同しているスタッフに関しても、その場所場所に
   よって舞台は変わりますし、やはり自分達がつくり
   あげたものがありきで作品が成り立っているという
   誇りはもってほしいですからね。


― 素晴らしいと思います(感動)!
   ところでホールはいかがでしょうか?


監: いいですよ。特に舞台の幅がワイドなのがいい。演者
   がのびのびと出来ますし、セットも見栄えます。
   ちなみにこの舞台は、通常のステージよりも70センチ
   くらい前に張り出しているところが特徴なんです。それ
   が臨場感を出すわけです。




― なるほど。舞台転換とか切り替えのシーンとかは大変
   ではないですか?(昔コンサート会場や舞台のバイトを
   していたので気になる)


監: そうですね。でも舞台はシーンごとにプログラムされて
    いて80%はコンピューターで動かされますから、そん
    なには大変ではないです。大きい舞台装置が短い
    秒数で動かされる模様は圧巻ですよ。


― 言える範囲で結構ですが舞台にかかっている予算は
   いくら位なのでしょうか・・・?


監: そうですね・・・。全て含めると○億はかかっています。
   二桁はいっていません(笑)。それでも全てブロードウェ
   イから輸入していた13年前に比べたらよくなっていま
   す。昔は着ぐるみも本場と同じものを使っていたので
   すが、これが重い!(笑)。向こう(欧米)とかの人に合
   わせたものは日本人にはきついですよね。
   特にビースト。当時は中に入っている演者も必死でし
   た。もちろん、今は日本人にあった軽量で動きやすい
   ものになっています。


― 個人的にすごく伺いたい質問なのですが、木村監督
   はどういった経緯で現在に至っていらっしゃるのでしょ
   うか?


監: 私ですか?もともと舞台関係の仕事を希望していた
   のですが、25年前に初めて見た『キャッツ』に感動し
   てですね、「こういう舞台を作っている人たちがいる
   んだ!自分も作りたい!」って思い、その後運よく
   劇団四季のスタッフになることが出来たんです。
   有難いことに希望の道に進めたということになり
   ますね。


― 初志貫徹!すごいですね。でもご苦労もあったのでは
   ないですか?


監: それはありましたよ。でもブロードウェイのスタッフと交
   流してすごく刺激を受けましたし、向こうの感動をその
   ままもってくる技術を身につけれたことは貴重な経験
   です。こんな大規模なものを全国にもっていけるって
   すごい!って思いますし、本当にやりがいを感じます。


― 最後になりますが、木村監督から見た今回の『美女と
   野獣』の注目点を教えてください。


監: そうですね。やはり私などは裏方なので、演じるメンバ
   ーはもちろんですが、特に注目していただきたい点で
   言うと、シーンチェンジがかなり早いというか目まぐる
    しく展開するところでしょうか。物語の重要なポイント
    にも繋がってくるので、そこらへんを見てもらいたい
    ですね。あとは1回見た後にもう2回目、3回目と見て
    もらえると、セットがこう動いているとか、こういう仕掛
    けなんだ?とか、余裕を持って新しい観点でも楽しん
    でいただけるので、是非何度も足を運んでいただける
    と嬉しいですね。


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 紳士的で落ち着いたいでたちの木村監督でしたが、実際にお話を伺ってみると、淡々とした口調の中に、舞台にかける思いやこだわり、そして誇りというものを強く感じました。普通だと思っていた舞台が、実は長年にわたって苦労してつくりあげた「結晶」というのが分かっただけでも、本公演を見た際の面白さは倍増でしょう。残念ながら仕事が入ってしまい、昨日行われたプレス用リハーサル見学会にはいけませんでした(涙)が、私も最低2回は見に行きたいと思います。


『美女と野獣』 仙台ロングラン公演

◆公演期間   2008年10月11日(土) ~
           チケットは10月11日~11月30日まで発売中

◆会場      東京エレクトンホール宮城 (宮城県民会館)
           仙台市青葉区国文町3-3-7       

◆料金      S席11.550円/A席9.450円/B席6.300円/C席3.150円
           ※ウィークデイマチネ公演
           S席10.500円/A席8.400円/B席5.250円/C席2.100円

           ※ファミリーゾーン(S席 A席子供料金ついて)
           各公演S席の一部(1回広報及び2階席)、A席の全てで
           下記子供料金を設けます。
           料金: S席11.500円 → 一律6.300円
                A席 9.450円 → 一律4.200円
           対象: 3歳以上小学校6年生以下

◆上演時間    約2時間45分(休憩20分含む)

◆お問合せ    劇団四季 仙台オフィス
           〒980-0014 仙台市青葉区本庁2-16-2仙台商工会議所1F
           TEL 022-722-5155 FAX 022-265-2276
           ホームページはこちら

<プレゼント>
・オフィシャルパンフレット
・クリアファイル
・バインダー
・メモ帳(2冊)
・クレヨン
・手提げ袋



以上ワンセットで3名様にプレゼントします。


<応募方法>

住所・氏名・年齢・電話番号を明記の上、
こちらまでご応募願います。
締め切りは11月5日(水)
商品の発送を持って代えさせていただきます。  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 17:57Comments(0)インタビューしました

2008年10月10日

『美女と野獣』舞台設営取材&監督インタビュー(1)

 10月11日(土)東京エレクトーンホール宮城(宮城県民会館)にて、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』仙台公演がいよいよ開幕します。劇団四季では創立以来、東京を基点に名古屋・大阪・福岡といった都市圏で専用劇場を展開していますが、大きな課題となっていたのが、中核都市と呼ばれる仙台・静岡・広島などでの大型作品のロングラン公演の実現。これまでもこの3都市でも上演は行っていましたが、会場の確保や劇場条件の問題などから、長期間の劇場使用と大掛かりな舞台回収を必要とする大型ロングランは難しいとされてきました。


 これらの問題を解決すべく、地元行政や各団体、マスコミ関係などが協力をし、初めて実現したのが2001年の『オペラ座の怪人』3都市ロングラン公演でした。この「日本初・公共ホールでの大型ロングラン公演」では、2ヶ月間で11万5千人を仙台で動員し、以後『キャッツ』(2003年)でも5ヶ月14万5千人を記録しています。これら成功の裏側には、舞台監督以下、設営スタッフの並々ならぬ努力と苦労があったのはあまり知られておりません。


ということで今回は、公演に先立って先日行われました舞台設営の取材と、舞台監督、木村謙介さんへのインタビューをしてきました。(ちなみに今回はカメラ担当のカッキーはお休みのため、「編集長が一人で行く!」です)




広報部の池本さん(いつもお世話になっております)に案内をしていただき、控え室でパンフレット諸々をいただく。



それでは向かいましょうと案内される途中、館内は至る所機材でごった返し。



中に入ったらいきなり現場工事のような状況。運び込まれた機材はなんと11トントラック40台分(!)。それを約3週間(!!!)の時間をかけ設営するのだそうです。さながら1つの建物を作り上げる建設現場のようでした。



この段階ではメインでもあるお城を設営中。スタッフの皆さんはかなり慎重に進めているのが伺えました。



機材は客席前方まで及んでいます。



報道関係の皆さんはこのような感じで撮影をします。
※ちなみに手前のピンクの方は、DJ・ミュージシャン等マルチな活躍をしている、タレントの堀井朋子さん です。コメントありがとうございました。


中にはこのように疲れて眠っているスタッフの方も。失礼かと思いつつも激写。



照明機材も相当数あります。学生時代よくバイトでやりました。



城が少しずつ出来上がってきました。ここでビーストとベルが愛をはぐくむのですね。



このあとも約10日程準備がかかるそうで、まだまだ先は長いといった状況です。



明日は(10月11日)いよいよロングラン公演の開幕日。そちらに合わせ、舞台監督の木村謙介さんのインタビューをご紹介したいと思います。木村監督のとても興味深い話を読んでいただいた上で公演をご覧いただけると、面白さ倍増すること間違いなしです。こっそりとプレゼントもありますよ。     次回に続く―。


  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 18:33Comments(0)インタビューしました