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2008年11月28日

美女と野獣 in 東京エレクトロンホール宮城(2)

次回の続き

~ ストーリー 第二幕 ~


 城を抜け出したベルは、森で狼の群れに囲まれます。危機一髪というところ助けてくれたのは野獣でした。城に戻り、傷を負った野獣の手当てをするベル。いつしか二人の心は通い始めます。野獣はベルに図書館をプレゼントし、本が大好きなベルは大喜び。ベルは夕食を共にしたいと野獣に頼み、二人だけの晩餐会が開かれます。月の光を浴びて踊る二人・・・。野獣は愛を告白しようとしますが言い出せず、父親を案じるベルを、愛するがゆえに家へ帰してやります。

 その頃、村ではガストンという男がベルを自分のものにするため、ベルの父親、モーリスを狂人に仕立て上げようとしていました。家に戻ったベルは、父親が正気であることを証明しようと、野獣を魔法の鏡に映し出しますが、それを見たガストンは村人を引き連れて野獣を殺そうと城へ向かいます。
 ベルが城に駆けつけたとき、野獣はガストンの手に掛かり死に瀕していました。ベルは野獣を抱き、涙ながらに愛を告げます。
その瞬間、最後のバラの花びらが・・・。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

めくりめくイリューションの世界

 古くから伝わる御伽噺をもとに構成された「美女と野獣」。当然そこには日常生活の中では起こりえないことが起こります。しかし、ミュージカル「美女と野獣」では、この起こりえないことが実際に舞台上で繰り広げられます。様々な登場人物たちが生き生きと登場してくる姿に、我々観客は驚かされました。また、野獣の運命を握っている一輪のバラが散っていく様子や、野獣の変身の場面は、これまでに観たことがないような、エキサイティングなものになっています。たくさんの場面で花火や特殊効果が繰り出され、それがストーリーの中に無理なく組み合わされる。まさにイリュージョンの世界が創り出されています。




これを知っていたら『美女と野獣』が5倍は楽しく見れる!


(1)衣装
舞台で使用される衣装の総数は1000点以上。他の演目に比べて格段に多く、それぞれのキャラクター達は「もの」の形になっていますが、ビーストは動物的に表現されています。


◆ベル

衣装の最初はブルー、恋をするとピンク、そして希望のイエロー(ディズニーの世界ではイエローが希望を表すカラーらしいです)へ変化。フィナーレのイエロードレスはリボンが多くあしらわれる他、ゴールドやピンクなども様々。







◆ビースト

衣装の重さは17kg。第一幕の衣装は毛むくじゃらでズボンしか履いていませんが、ベルと出会うことで少しずつお洒落になってきます。胸にあるペンダントが第一幕と第二幕ではデザインが変わっているのも注目。ちなみにビーストの特殊メイクは1時間20分もかかっているそうです。






◆コッグスワース

魔法で時計に変えられた硬派なイギリス人執事。衣装の重さはビーストより重い20kg。第一幕から第二幕へは、カツラも扉周りなど、装飾がかなりビックになっています。ヒゲは短針と長針になっています。








◆ルミエール

魔法でランプに変えられたフランス人の給仕長。かなり女好き。主にブルーを貴重としたスパンコールをちりばめたお洒落な衣装。両手のロウソクは本物の火が付くそうです。第一幕の髪型はハートがモチーフ。第二幕ではロウソクが溶けて減っています。






◆ミセス・ポット

魔法でティーポットに変えられた料理人。やさしくて愛すべき女性。胴体がポット、防止はポットのふた、左手が注ぎ口になっています。第二幕では蓋である帽子が大きくなり、胴体もより陶器らしい花柄と材質に変化します(常に左手を上げているため、ポット役専用のエクササイズビデオがあるらしい)。






◆バベット

魔法で羽根ばたきに変えられたフランス人のメイド。ユーモラスなまでのセクシーさは本編ナンバーワン。ルミエールと付き合っているがいつもやきもちを妬いています。第二幕では羽根ばたきの柄と、引っ掛け用のわっかが付いています。








(2)舞台セット
非常に細やかな作り込みがされた部分と、ダイナミックな場面転換が同時に楽しめるのがこの作品の特徴の一つ。舞台は見れば見るほど新たな発見があります。

<舞台について>
◆舞台装置や吊り物を使ってシーンを転換する回数は、劇団四季が手掛ける作品の中でもトップクラス。
◆舞台装置は11トントラックで約40台分。
◆舞台セットを動かしているスタッフは12名。しかしほとんどがコンピューター制御の電動で
  動かしている。

<お城について>
◆お城のセットは高さ約6m、幅約11m、暖炉、ベルの別途の高さは約4m
◆ビーストが住んでいるお城にも魔法がかかっており、階段スロープには怪物の手の彫刻、
  壁には野獣の顔の彫刻、柱上にはライオンの頭の彫刻んど、手の込んだ彫り物が。
◆カラーは基本「ブルー」と「レッド」。色によって感情が表されてる。

※舞台設営の詳しい模様はこちら↓
「美女と野獣」舞台設営取材&監督インタビュー(1)
「美女と野獣」舞台設営取材&監督インタビュー(2)


(3)タウンのセット
主たるセットはお城ですが、街中のセットも様々な工夫が施されています。

◆タウンの建物は遠近法を使って斜めに作られている。これはびっくり。
◆本屋の本棚にはたくさんの種類の本が置かれており、中にはディズニー作品の「美女と
  野獣」や「ライオンキング」、「アイーダ」など、遊び心が含まれている。ちなみに本棚に
  ある赤い本は「美女と野獣」。前列の方は目を凝らせば見れるかも?
◆第一幕ラストの「愛せぬならば」のシーンで、お城が転換した後の夜空に輝く美しい星々
  にも注目!


(4)音響
音はさすが元宮城県民会館!ということでかなりのクオリティ。特にミュージカルのシーンでは迫力がより一層増しています。

◆オン・スピーカーは大小合わせて約30個
◆ワイヤレスマイクは28台使用








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まとめ


 本編全てを見終え感じたことは、至極のエンターテイメントであるということ。正直ここまで作りこまれたものとは思いませんでした。ディズニーアニメがそのまま実写版になっているのに違和感は全くなく、大掛かりなセット、スケールの大きい演出に驚きと感動を味わえることうけあい。事前に取材をしていたからというのもありますが、舞台の豪華さと、音一つないシーンチェンジの速やかさは見事という他ありません。是非皆様に足を運んで仰天していただければと思います(冒頭の王子が野獣に変身するシーンと、終盤の野獣が元に戻るシーンは、引田天功ばりのイリュージョン。何故360度回転してすばやく入れ変われるのか??未だに謎です・・・)。意外だったのは、結構コミカルなシーンや笑う場面が多いということ。そこら辺は日本版にアレンジされているのかなという印象を受けました。ベルとビーストの愛ももちろん素敵ですが、個人的には敵役のガストンが、非常に良い味を出していて好きでした。あの強烈なリーダーシップをもっと良い方向に持っていけば、べルは振り向いたかもしれないのに・・・等々、それぞれの見解で様々な角度で楽しめるのも「美女と野獣」の魅力です。見て損はなしですよ!




帰る人々の幸せそうな足取りが満足さを物語っていますね。


『美女と野獣』 仙台ロングラン公演

◆公演期間   12月28日まで チケットも絶賛発売中

◆会場      東京エレクトンホール宮城 (宮城県民会館)
           仙台市青葉区国文町3-3-7       

◆料金      S席11.550円/A席9.450円/B席6.300円/C席3.150円
           ※ウィークデイマチネ公演
           S席10.500円/A席8.400円/B席5.250円/C席2.100円

           ※ファミリーゾーン(S席 A席子供料金ついて)
           各公演S席の一部(1回広報及び2階席)、A席の全てで
           下記子供料金を設けます。
           料金: S席11.500円 → 一律6.300円
                A席 9.450円 → 一律4.200円
           対象: 3歳以上小学校6年生以下

◆上演時間    約2時間45分(休憩20分含む)

◆お問合せ    劇団四季 仙台オフィス
           〒980-0014 仙台市青葉区本庁2-16-2仙台商工会議所1F
           TEL 022-722-5155 FAX 022-265-2276
           ホームページはこちら




  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 20:11Comments(0)話題のこちらを取材して来ました

2008年11月22日

美女と野獣 in 東京エレクトロンホール宮城(1)

 1994年4月18日(私の10代最後の日)、ブロードウェイのパレス劇場で、ショービジネスの歴史を塗り替えるミュージカルが誕生しました。ウォルト・ディズニーが総力を結集して作り上げ、初めてライブミュージカルに進出した作品、『美女と野獣』。この作品は従来の演劇の限界を軽々と超え、「魔法にかけられた舞台!」と大絶賛を浴びたそうです。

そんな舞台が、仙台で今まさしく開催されているのは皆さんもうご存知かと思います。

 今回の「編集長とスタッフが行く!」は、先月ご紹介をしました舞台設営&舞台監督インタビューに続く「美女と野獣」シリーズ第二弾ということで、これから公演を見に行く方々が、より面白さ倍増するようなポイントをご紹介したいと思います。・・・ということで実際に我々も公演を見てきました。今回も例によって笑顔が素敵な劇団四季の池本さんにご協力いただきました。池本さん、ありがとうございます。

「美女と野獣」舞台設営取材&監督インタビュー(1)はこちら
「美女と野獣」舞台設営取材&監督インタビュー(2)はこちら

「美女と野獣」仙台公演







カメラマンのカッキーが遅れてたので、あえてこの看板の前で待っていました。慌ててカッキーやってくる。



中に入ると館内は期待と興奮が入り混じった空気。



何やら人だかりが見えます。



近づいてみると、



オフィシャルショップでした。



ディズニーのキャラクターグッズ達が「買って~」と言う目でこちらを見ています。



手前は時計の召使コッグスワースさん。



会場入口には本日のキャスト一覧が記されています。



それではこれから見てきます。 公演の模様を撮影できないのが残念。



~ ストーリー 第一幕 ~


 遠い昔のある国で、甘やかされわがままに育ち、優しさを失った王子がいました。
ある冬の夜、物乞いをする老婆が現われ、一輪のバラと引き換えに一夜の宿を乞いますが、王子はそのみすぼらしい身なりを見て冷たく追い払ってしまいます。その途端、老婆は魔法使いに変身し、王子を醜い野獣に、召使たちまで「もの」に変えてしまいます。魔法を解くには、薔薇の花が散る前に、王子が愛する心を取り戻し、相手にも愛されなくてはなりません。花が散れば永遠に人間に戻ることは出来ないのです。
 ある日、近くの村に住む美しくて聡明な娘ベルが城に迷い込んできました。家臣たちは呪文解く千載一遇のチャンスだとベルをもてなします。野獣はベルに思いを寄せますが、その愛を伝えるすべを知らずに、すぐに怒ってかんしゃくを起こしてしまいます。こころを開かないベルに、自分の醜い姿を恥じて苦しむ野獣。かみ合わない二人はこれからどうなっていくのか・・・





次回はストーリーの第二幕と、「これを知っていたら『美女と野獣』が5倍は楽しく見れる!』衣装・舞台・音響などのあれこれ等をご紹介したいと思います。


                        
                         次回に続く―




  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 13:22Comments(0)話題のこちらを取材して来ました